なんでドームなの?

毎年この時期になると雑誌では購入ガイドが特集される。今年もTRAILとCOUNTRY WALKERのBUYER'S GUIDEが届いた。イ ギリスは日本と同様に雨が多い。なので装備では参考になると思っている。むろんイギリスの雑誌なので、日本では取り扱っていないメーカーもあるのでその点 は注意が必要だ。それでも記事の冒頭にある「商品の選び方」はとても参考になるし、殆どのメーカーは日本でも購入可能だ。
今年は夏のキャンプで使うテントなどを、もう少し使い勝手の良い物に買い換えようと思っている。なのでテントのリストを眺めているとコールマンの製品が目に留まった。
コールマンというメーカーは日本だと同社の製品はどちらかというと定住型のキャンプを念頭に置いた製品ラインナップだ。なので若干重量などの面でハ イキングで使用するには厳しいと思っていた。ところがTRAILのテントのリストを見ているとコールマンの製品が結構ある。重量的にも他社の製品と遜色な い。イギリスで販売しているということは耐水性などの問題もないと考えて良いだろう(基本的な問題がある製品を投入するとは思えないし、そのような製品を 雑誌でレビューするはずもない)。金額的にも日本円にして1.5万円程度とお手軽だ。
日本ではどのくらいで販売しているのだろう・・・とコールマンジャパンのカタログを見てみた。
ないgawk
カタログに載っていないcoldsweats02
カタログに出ているのはクロスポールのドームだけ。フープはない。日本には入っていないということか・・・sweat02。 そもそもなんで日本ではフープスタイル(トンネル型)のテントの開発・販売に消極的なのだろう?自立しないことを除けばフープスタイルは非常に合理的な設 計が可能なはずだ。耐風性では確かにジオデシックドームなどに利点はあるが、そもそも山岳テントではないのだ。そこまでの耐風性能は必要ではないだろう。 同じ重量ならフープスタイルの方が居住空間の体積は大きく出来る。何よりフライを張ってからでもテント本体を張れるのだ。荷物を片付けてからフライを収納 できる。これは降雨時の設営・撤収には非常にありがたい。なのに日本のマーケットにフープは見当たらない。なぜ?
フープでも大型のテントはある。自立しないことを除けば取り立ててドームに劣るとは思えない。むしろ山岳で強風での使用でなければ、利点のほうがは るかに多いはず。ダブルウォールなら結露の問題もクリアできるし、重量も金額も低く抑えることが出来るはず。なんで日本で販売されないのか理解できない。
そもそもなんで日本では猫も杓子もドームなんだ?確かにドームスタイルは優れているとは思うが万能ではない。耐風性ではティーピーに劣るし、重量で はフープに劣る。整地されない場所だとAフレームにも劣るだろう。だのに「ドームが一番!」のような信仰めいたものすら感じられてしまう。キャンプ場でも ドーム以外のものは、見かけることすら稀という有様だ。尤も本も雑誌もドームばかりを推薦している状況では無理も無いのかもしれないが・・・。
とりあえず私の今回の選択肢にはドームはない。雨天時の撤収で散々苦い思いをしているし、後片付けで場所を取るのにも閉口している(一度組み立てないと乾燥できない)からだ。フープなら物干し竿にぶら下げておけばOK。場所を取らないのでありがたい。

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