ULB

仕事の都合で長期の休みも取れず、梅雨のために日帰りのハイキングにもなかなかでかけられない。仕方ないので部屋の整理などをしていると、ずい分前に届いていたBackpacker誌を見つけた。もう購読を止めようと考えているので中身もろくに見ていなかった。特にする事も無いので中身を読み出して…だいぶ中身が変わっていた。
私の感触では最近のBackpacker誌は落ち目だ。以前のようなマーケットに対する影響力は見る影も無い。私自身、Editer’s choiceなど全く評価出来ない。どういう評価基準で選ばれているのかが、どうも最近は理解不能だ。以前はレビューを読む事で感じることもあり私の購買行動にも強い影響力を発揮していた。簡単に言えば誌面の評価でどれを買うか決めていたのだ。どちらかと言えば保守的なTrailですらウルトラライトの特集を組むようになっても、どういうわけかBackpacker誌はかたくななまでに伝統的なものを誌面で扱い、ULに関して否定的な印象を受けた。これはBBSやメーリングリストなどで聞かれる声とは違和感があった。
カヌーやマウンテンバイクの記事を載せたり、「どうしたのだろう?」と首を傾げたくなるような、Backpacker誌らしからぬ編集がこのところ続いていた。誌面は薄くなり、記事も質が劣化する一方。それがどう言うわけか、この号に限ってはいたってまともなのだ。へんてこりんなマップは無くなった。カヌーなども消えた。そして何より驚いたのが製品レビューだ。ULを全面に出した製品で埋められていたのだ。あれほど嫌がっていたULの流れを、しぶしぶながら受け入れた…そんな印象だ。
時代がULへとゆっくりシフトしている。メーカーもメディアも嫌でも変化を認めざる得ない、Backpacker誌の変化はそんな印象を与えてくれた。
今でもメーカーは本音ではULの流れを歓迎してはいないと私は思っている。製品の差別化も難しいし、どうしてもシンプルな構造にならざる得ない。結果として利益が上がらない。そりゃガラクタのようなギミックが山盛りなザックの方が、利益は出し易いだろうし。それでも流れは間違いなくULへと動いている。そのうち潰れるブランドも出てくるんでしょうね。

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