全滅

数日振りに庭の大豆、二十日大根、にんじんを見た。自分の目を疑った。何にも無い…この間まで生えていた二十日大根もにんじんも葉っぱが全く無くなって、ひょろりとした茎だけが残っていた。一種異様な光景だった。よく見ると虫に葉っぱを食べられているだけだった。ちょっと安心したが…収穫は絶望だ。

BEーPALの記事に感化されて始めた自然農法の実験だが現実は甘くない。あえなく虫の餌場になって終わってしまった。自然農法の大変さが身に染みる。農薬を使いたくなる農家の気持ちが良く分かった。

私の場合は失敗に終わってしまったが、自然農法自体がいかさまだとか、不可能とは今でも思っていない。自然農法で収益を上げている農家がいる事は事実だと思うし、方法論としての自然農法は有効だと思っている。だが、単純にBE-PALの連載記事を読んだだけで直ぐに採算ベースに乗るほど簡単なものではない。もっと農業を勉強する必要があるということだ。

本当にお遊びのような栽培実験だったが、農業の難しさと面白さを味わえた。勉強して又挑戦する。

難しいのは非常に分かったが、これからの農業を考えたときには自然農法が普及していって欲しい。かくいう、私の親戚も専業で米を作っていたのだが、現在の農業のやり方は非常に辛い。金銭的にも肉体的にもだ。私の場合は父が次男だったので継がずに済んだ。子供の頃から農家の辛さは見ていて知っているので正直ありがたかった。農家の後継者がいないというのは理解できる。私もやりたいとは思わない。それが自然農法でなら「私でもやってみようか…」という気になる。確かに収穫は減るだろうがその分のコストも減る。差し引きの収益といった面では自然農法の方が多いだろう。儲かるならやろうとも思う。今の農業の最大の問題点は農家の手元に利益が殆ど残らないことだ。自然農法ならその点を改善することが可能に思える。

少なくとも、現在の農水省のやり方を続けていても、農家の後継者問題は解決しないと私は思う。自分で土を耕した事など一度も無い役人がやっているのだ、当然と言えば当然か…

コメント

このブログの人気の投稿

私の無駄遣い4 レンザティックコンパス

富士山を登った。

Lonely Planet Japan